2023.09.06
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EV(電気自動車)メーカーのフォロフライ(小間裕康社長、京都市左京区)と、車両故障診断機メーカーのインターサポート(高松晃貴社長、大阪市中央区)は20日、大阪市で公式パートナーシップ協定の調印式を開いた。インターサポートの汎用スキャンツール「G-SCAN(ジースキャン)」の対象にフォロフライの車両を加え、整備体制を強化する。
ジースキャンは、トラック、バスを含む多様な車種を診断できる製品。8月中にも、フォロフライの車両を診断可能にするアップデートを行う。また、ジースキャンの使用方法などを学ぶ整備研修を共同で行っていく。
調印式で、高松社長が「自動車の適切な点検・整備は安全の担保に直結し、車両の導入を検討している顧客の安心につながる。高品質をモットーにしているジースキャンの性能を今後も更に改善し、物流用EV車両の普及に向けたお手伝いをしていきたい」と強調。
小間社長は「現在は数台のEVサンプル導入を行う物流企業が多いが、今後全車両をEV化する段階に入っていく。フォロフライは水平分業型でスピード感のある車両開発と生産を可能にし、物流業界のEV化を支援する。更に、メンテナンス、アフターサービスの体制を強化することで、導入後のフォローも充実させていく」と意欲を語った。
また、インターサポートが開発中の車両の常時ネットワーク接続による管理サービス「G-CONNECT(ジーコネクト)」についても、EVとIT(情報技術)の親和性の高さから将来的に導入を検討する。(根来冬太)
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