車両の異常時やチェックランプ点灯時の故障コードを読み取り、修理完了後の故障コードの消去を行う事ができます。ハイブリッド車などで採用されている詳細コードにも対応しています。
故障コード検出時にコンピューターが記憶したデータを表示することができます。このデータを基に異常な数値が無いか不具合箇所の特定に役立ちます。
ECUにつながるセンサーアクチュエーター、スイッチ類のリアルタイムデータを数値等で確認できます。
項目例
・故障コードに基づく原因を確認できます。
・故障コードに表れない故障原因を追求するときに使用します。
アクチュエーターの強制駆動を行うことで不具合箇所の絞り込みに役立ちます。
項目例
・インジェクター
・電動ウォーターポンプ
・ライト、ワイパー、パワーウインド
スロットルボディー交換や、インジェクター交換時などに設定の初期化、初期学習、登録を行う際に必須な機能です。
項目例
・ブレーキのエア抜き
・マフラーの強制燃焼
・学習値初期化
・メンテナンスリセット など
メーカーや車種を問わず、OBD-Ⅱ規格のパワートレイン系の診断を行うことができます。(J-OBDⅡにも対応しています)
サポートセンターに蓄積された膨大な資料を元に、車両ごとに異なる基準値を表示します。
項目例・リアルタイムデータと比較することで異常がある部位の発見に役立ちます。
数値データをグラフ表示するので、目視での分析に役立ちます。
項目例・02センサーの劣化など、部品の良否判定をするときに役立ちます。
車両ごとに異なる分かりにくい診断コネクタの位置を表示します。
診断履歴を表示し、適正に故障診断が行われているか確認できます。
キーレス操作時などのアンサーバック(ハザード点滅回数)変更など、車両の設定をお客様の好みにカスタマイズできます。
項目例
・オートロック時間
・間欠ワイパー作動間隔
・ライトセンサー感度調整 など多数
車両に搭載しているシステムの検索を行うことができ、同時に各システムに故障コードが記憶しているかも確認できます。
ハイブリッド車のブレーキフルード交換要領などの手順を確認できます。
項目例
・ブレーキフルード交換要領
・ヨーレートセンサー/Gセンサー0点学習要領
・DPD強制再生要領
異常箇所や車両情報などの作業メモを画面に残せます。タッチパネル搭載のG-scanだからこそ直観的な操作で瞬時にメモを残せます。
新型車などで対応出来ていなかった場合に、ユーザー様が記録したデータを弊社に送っていただくための機能です。
簡易的な通信ライン点検や、整備作業時に必要な計算を簡単に行うことができます。
項目例
・通信ライン点検機能
・簡易電卓機能
・略語辞典
・単位変換機能
・整備用電卓機能
・OBD-Ⅱ故障コード系統名検索
電圧の変化を時間軸の波形でモニタリングします。測定する信号を入力させて波形として可視化することで故障探求できます。
スキャンツールのデータ表示では点火信号の確認はできません。また、近年の車両はイグナイタがイグニッションコイルに内蔵されているため、イグニッションコイルの1次コイル側の良否判定にはオシロスコープが必要です。4気筒まで同時に測定できるので、効率よく確実な良否判定が可能になります。
イグニッションプローブを使用して点火コイルの2次側電圧波形の計測を可能にします。点火2次電圧波形を観察することにより点火系の状態を視覚的に点検することができます。
※プローブによる測定のため、点火電圧などの電圧値は実際の値とは異なります。
アクティブテストに対応していないセンサーやアクチュエーターに擬似信号を送り、単体点検をすることができます。コンピューターにも直接擬似信号を送ることができます。この点検でセンサーとアクチュエーターのどちらに異常があるかを確認することができ、より確実な故障探求が行えます。
インジェクターのアクティブテストに対応していない車両ではスキャンツールでの良否判定は出来ません。そこでシミュレーションを使ってインジェクターに直接疑似信号を入力させて動作確認を行えば、確実な良否判定が可能になります。
バッテリー電圧の測定や、配線の導通確認単体点検時の抵抗値確認など、その他幅広く使用出来ます。